VAGABOND 第17回

こだわり素材紹介能登の塩

世界農業遺産に認定されている「能登の里山里海」。山と海が程よく近く、海岸線に砂浜が点在する能登地方では、この立地を生かし、古来より塩作りが行われてきました。能登の塩は、海水のミネラルバランスをそのまま保ち、まろやかでやさしい味わいで、豊かな海の旨みが感じられるのが特徴。お料理の味がぐっと引き立ちます。この秋ひらみぱんでも新たに定番入りとなった「能登の塩パン」の仕上げには、奥能登の粗塩をアクセントに振っています。

Promenade dans Kanazawaかなざわさんぽ

金沢美術工芸大学

長い歴史の中、優れたアーティストやデザイナーを数多く輩出し続けている金沢美術工芸大学。この2023年10月に「開かれた美と創造のコミュニティ」をコンセプトとした新キャンパスに移転しました。建材にガラスを多く用いた自然光に満ち溢れるキャンパス、広々とした敷地中央のアートプロムナード、並木の遊歩道。豊かな感性が育まれる素晴らしい環境です。ここからまた新たな芸術・文化が生み出されていくことでしょう。

カトラリー

SABRE(サーブル)

先日ご紹介したカトラリー、Jean Dubost社のライヨールと共に、ひらみぱんのテーブルを彩っているのは、フランス・パリ発のブランドSABRE(サーブル)のカトラリー。UNI(ユニ)シリーズからは赤と白をご用意しています。カラフルな柄と、三つボタンのような可愛らしいリベットが特徴的です。また、透明感のあるべっ甲模様はECAILLE(エカイユ)シリーズ。すっきりとした大人っぽい印象です。どれも遊び心と、美しいフォルムを備えた使いやすいカトラリーで、大活躍中です。

パンと画集

「ton paris」 茂田井武画集(茂田井 武 画集 発行:トレヴィル 発売:リブロポート 1994年)

今から約90年程前のパリ。駅やカフェ、街角での人々の様子が色鉛筆、インク、水彩などを用いた温かなタッチで描かれています。ページをめくるたび、まるで自分が茂田井武となってパリの街に降り立ち、そこで暮らしているような不思議な感覚になる画集です。後半に「パンヤ」「牛乳ヤ」という二対のスケッチがあり、若い娘さんがバゲットを背負って売り歩く姿、牛乳を詰んだ荷車を押す姿が描かれています。まっすぐな瞳がとても印象的なページです。